第4回 冒険 × シガー
とある書籍にて【探険】という言葉を見つけた。【探検】ではなかったかな?と思い、よくよく調べてみると「検」という字には検査や調査という意味があり、「険」という字には険しい、危ないという意味があり大きく異なることがわかった。後者は【冒険】にも近い言葉である。
そこでさらに、【冒険】という言葉を調べてみると、「危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること」(デジタル大辞泉)とあった。語義としては「険(けわし)きを冒(おか)す」なのだ。 なにげなく、冒険も探検も似ている言葉なのかと思っていたが、生命の危険がともなうことまで発展するほど大きく違うものなのである。「ロマンを求めて大冒険」などの歌詞やキャッチコピーなどはよくよく考えて使わなければならないということだ。
冒険家の植村直己さんもこのように述べている。「冒険とは死を覚悟して、そして生きて帰って来ることである」
日常的に死を覚悟した冒険をする機会はそうそう多くはないだろうが、ビジネスシーンにおいても未知へのジャンルに飛び込んでみたり新商品を開発したりするのは一種の冒険といえるだろう。新しいことに挑戦し続ける人は魅力的に映ることが多い。失敗してもそれを糧とし、成功体験にもとらわれずにさらにチャレンジする・・・そうやって頑張ったあとにゆっくりと至福の時間を過ごすことが明日への活力となるのだろう。
そんなシーンにぴったりなのが「DAVIDOFF 《NICARAGUA》」だ。100%ニカラグア産のタバコ葉でつくられており、冒険心を持ち続ける者のみが発見し、堪能できるシガーというキャッチコピーはまさにうってつけではないか。 最初の吸い始めはソフトなのだが、だんだんと濃厚でウッディな香りとスパイシーさがハーモニーとなって新しい香りに遭遇する・・・まさに味覚の冒険をしているようだ。
心の余裕と時間の余裕、そこにシガーとともに過ごす素敵なときを。